「教場」 長岡弘樹 感想 ネタバレ

  • 6 8月, 2014

警察学校を舞台に、様々な思いや目的、夢を持った新人警官たちが訓練に挑みます。そこで起きる事件や事故はまさに人間の世界の縮図!改めて”ニンゲン”てやつは不完全な生き物だなと痛感しました。

わずか数ヶ月の訓練の間に、次々と起こるトラブル。そして学校を辞めて行く人達

新人警官候補?達は皆それぞれ目的や夢を持って警察学校に来ています。或る者は父親と同じ仕事を目指し、或る者は生活の安定のために、或る者は人を探すなどなど。色んな背景を持った人達が沢山います。というか居すぎでしょw

これから日本の治安を守ろうという人達が、平気で人に危害加えるとかあり得ない腐れっぷり!一歩間違えば死人が出てもおかしくないことが立て続けとは恐れ入ったです。はい。

教官の風間は決して見逃すことはなく、ほんの小さな欠片からでも生徒の動きを察知してしまう。


”そこが伏線か!”と後から気づいて感心します。刑事や探偵物などとはちょっとばかり話の進み方が違うので、普通のミステリーとはちょっと違って新鮮な読み味です。

「警察学校」という舞台は目新しいが、逆にやりすぎ感に繋がった?

名探偵コナンで人が死にすぎでしょって思うのと同じく、学校なのに事件や起こり過ぎ、現場ではないところが現場になり過ぎていて、ちょっと話が詰め込み過ぎている印象となってしまったのは残念。読んだあとも後味悪いしね。ただ予定調和というか、予想通りなだけのミステリーに飽きている人には良い作品かもしれませんね。たまには自分の予定調和を崩してみるのもいいもんだなぁ。


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