「殺人の単位」 斎藤栄 感想 ネタバレ
- 18 4月, 2017
斎藤 栄(さいとう さかえ)さんの探偵物サスペンス小説です。文庫本になっているものを実家で発見!少しずつ読んでいたら読み切ってしまったので早速感想文です笑。一日一冊読めるくらいが一番幸せなペースだなぁ。。
探偵事務所の渡瀬に会いに来たスーパーハイスクール副校長の親戚
最初にお断りしておきますが、自分はこの著者の作品は初めてです。なので本作がシリーズものかも知りませんし、全然調べてません。主人公は渡瀬というスタッフなのかな?その親戚のおじさんとういう人が破格の報酬で、スーパーハイスクールなる特殊な学校の調査を依頼しに来る。。。いいなぁこの流れ、、隔離された施設で繰り広げられる○○・・・・想像の翼を羽ばたかせたくなります。予定調和というかその通りに進んでくれないとこまるし、どこでアッと言わせてくれるか大いにそそられる導入でした。
学校の人間は校長から生徒や警備員まで何癖もある連中。。ゾクゾクしますw
話を持ってきた副校長と対立する理事長兼校長や不気味な動きを見せる警備員。金持ちの坊ちゃん嬢ちゃん達が、○○にふけるわ活動家まがいなこと口走るわ、総員止んでおります。。まともなのはデリヘルの女性くらいじゃないのか?紹介がてら様々な人物が登場していくのですが、以外に校長の息子や校医はあんまり登場せず。。。バランスが気になります。
天変地異、そして結末へ
最後の方はちょっと納得感がなかったかもしれません。中々使われない収束の仕方なので、レアな結末としては存在価値があるかも笑。