「ケルベロスの肖像」 海堂尊 感想

  • 5 6月, 2013


”チーム・バチスタ”シリーズの続編です。この辺りまでくるとAI防衛派と妨害派という明確な図式が出来ているので、その戦いを楽しむことに集中できますね。個性豊かな主要キャラも沢山出てくるので、チーム戦の醍醐味を存分に味わえました。


シリーズ上は、アリアドネの弾丸の後になります。碧翠院桜宮病院跡に建設されたAIセンターが稼働に向けて準備を始めていくところから始まり、8月に開催されるシンポジウムで大々的に世間にアピールするところで、妨害派のテロが発生して。。。いやはやなんともド派手なw これはもやは医療ミステリーというよりは、一台アクションエンターテイメントですな。それでも面白いのだから脱帽っす。

両陣営の十重二十重の工作や妨害が、田口先生のあずかり知らぬところで応酬されます。螺鈿迷宮の天馬大吉ってこんなキャラだったけ?こいつが活躍するっていったい。。。なんというか人が多すぎて分からん。というか設計上の疑問点くらい途中で分からなかったのだろうか?突っ込みどころがあるのが本作品の特徴かもしれませんねw。

今回は敵方にしてやられますが、そこからの立ち上がり方が半端ないくらい不屈の精神に満ち溢れています。生き残りに向けてチーム再編です。なんたって田口先生が病院長代行ですから、その望まぬ出世を成し遂げていく彼の姿を思うと、思わず泣けてきますw

物語も終盤に向かっているので、こちらも気を引き締めていきます。さぁ、次の作品よ来いや!


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