「盗まれた手紙」 エドガー・アラン ポー 感想

  • 6 6月, 2013

<『盗まれた手紙エドガー・アラン ポー

モルグ街の殺人事件」で有名な、エドガー・アラン・ポーの短編ミステリです。青空文庫で無料で読めるとあって、会社帰りに早速読んで見ました。


二人ないし、三人で回想的に話が進み、どこを探しても見つからない「盗まれた手紙」の行方と隠されたトリックについて明かされます。

「なぁんだ、そういうことですか!」と言わんばかりのシンプルなトリックで、出足払いをくらったような感想ですが、なるほど緩急様々なストーリーがあって考えられているのが分かります。加えてタバコの表現や言い回し、時代背景など、近代ヨーロッパの雰囲気も引き続き味わうことが出来ますので、近現代小説は別の楽しみ方もありますね。

一方原文がそうだったのでしょうが、途中がとにかく読みにくかったです。学術的な説明や例え話が長々と続き、専門用語の連発に若干辟易してしまいました。好きな人にはむしろ好評価かもしれませんが、私などには小難しいのは苦手です。

手っ取り早くミステリを読みたいという方にはオススメです。
青空文庫ではまだまだエドガー・アラン・ポーの作品がありますので、全部読みきってみるのも一興です。

 


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