「Kindle Paperwhite 3G」 使ってみた! 感想
- 18 6月, 2013
まず第一声、「軽うっ!」。商品箱を手にとったとき、中身が入っていないんじゃないかと疑ってしまいました。ちょっとしたハードカバーの本を持つのと大して変わらない重さのおかげで、長時間持ち続ける読書にはぴったりの端末ですね。
結論から言いますと、「アリ」だと思います。実際に使ってみて、個人的に感じた感想を纏めてみました。
<良かった点>
- とても軽くて、持っていても疲れない
- 電池が長持ちするので、充電はたまにでOK
- 目があまり疲れにくいので、長い時間読める
Amazonでスペックを確認すると、重量は222グラムです。iPad miniやその他の7インチクラスのタブレットと比べ、とても軽量に作られています。片手で持っていてもなかなか疲れません。(ページをめくるためには両手が必要ですが、やり方があるのでしょうか?)
しばらくバッグの中に入れっぱなしにして1、2週間放置していましたが、電池はだいぶ残っていました。スマホやタブレットは色々と使いますので、ほぼ毎日充電(時には一日あたり1,2回も)しますが、Kindleは読書だけなので、充電が必要なことを忘れてしまいます。読みたいときに読めないという状況は殆ど起こらないです。これは大変ありがたい。
E inkというらしいですが、暗いところでバックライトのみで読んでいても殆ど疲れません。まぁさすがに全く疲れないわけではありませんが、スマホのライトと比べて格段に目に優しいですよ。この点だけでも電子書籍は専用のリーダーを使ったほうが良いですね。
手に入れたのが3Gなのでwifiが無しで、いつでも回線使用料無料で書籍がダウンロードできます。ただどうしても今読みたい!という状況はめったに無いので、3Gは無くてもいいかなと思います。スマホのデザリングがあればなおさらです。端末は安いほうがいいですからw
<残念な点>
- 操作時の反応が遅い
- 意外と画素が粗い
- 自炊はPDFの出力設定が難しい(端末のせいじゃないですね)
楽天koboを使ってみたときもそうでしたが、やっぱり反応が遅いですねぇ~。最近はだいぶ慣れてきましたが、ぎりぎり気にならない反応速度で何とか我慢できます。。。
これも期待するほうが悪いのですが、結構画面粗いですね。絵が綺麗なマンガなどを読むとき、気になる人は気になるレベルです。なので写真などはとても見れたもんじゃないです。やはりKindleは文字モノ中心に使って、それ以外はタブレット、という使い分けしましょうか。
画像を纏めてPDF化してKindleに保存すれば自分の持っているドキュメントも電子書籍になります。ChainLPなどを使ってみましたが、私こういうの苦手なものでうまく余白を調整できず、バランスの悪い画面になってしまいした。
いうまでもなく電子書籍は紙の本とは違い、何冊でもリーダーに保存できますので、いつでもどこでも読書することができます。クラウドを使って容量も節約できるので、毎日の生活で読書するケースが増えてきそうです。
一方紙の本と同時に発売されなかったり、電子化されていないなど、まだまだ取り巻く環境は整っていない状況です。値段も意外と安くならないこともあるので、今後の電子書籍業界の発展に期待するところ大です。
今日も細々と青空文庫でも読んで、小遣いを節約しよっと。